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月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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午前 | 羽毛田千那帆(信大) |
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渡辺德 |
西川堅(信大) |
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午後 | 渡辺德 |
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阿部秀年(協立) |
茅野千春 |
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循環器内科では主に心臓と血管の病気を診療しています。たとえば、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)や心臓弁膜症、心不全、不整脈、手足や肺の血管の病気などです。このように、循環器領域には様々な病気がありますが、近年特に増加傾向にある疾患として虚血性心疾患が挙げられます。
「虚血性」とは心臓自身に血液という栄養が十分に行き渡らないという病気です。心臓自身に栄養を供給する血管を冠動脈と呼んでおり、これが狭くなることにより心臓自身への血流が不十分となり、胸痛などの症状を引き起こします。虚血性心疾患には「狭心症」と「心筋梗塞」があります。「狭心症」は冠動脈の血流が不十分ながらも、ある程度の供給が保たれており心臓の筋肉がまだ壊死に陥っていない段階です。これに対し「心筋梗塞」は、冠動脈の血流不足により心筋が壊死に陥った状態で、心臓がポンプとしての機能を果たせず、重篤な場合は心不全や死に至ることがあります。冠動脈が狭くなる現象は血管の内膜に血液中のコレステロールが蓄積されることが原因となっています。