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呼吸器内科
市中病院の呼吸器内科医として、さまざまな呼吸器および感染症の疾病を診させて頂いております。
総合内科専門医として、糖尿病を含む生活習慣病の方々の診療も行っております。
人間ドック専門医として、予防医学にも力を入れております。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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午前 | 五味英⼀ |
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立石一成(信大) |
五味英一 |
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午後 | - |
五味英一 |
五味英一 |
五味英一 |
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市中病院の責務として、肺炎・気管支ぜんそく・胸膜炎・睡眠時無呼吸症候群・COPD(閉塞性肺疾患)などの診断、治療にあたっています。特に呼吸器感染症の治療に関しましては、診療所からのご紹介を含めた市中発症肺炎の治療は勿論のこと、糖尿病・心不全・整形外科的疾患など他疾患で入院中の院内発症肺炎の防止・治療にも専念しております。また、ヘリカルCTを用いて早期肺がんの発見に努めると共に、信州大学呼吸器内科と共同で、肺がんの内科的治療(緩和治療を含め)を行っています。一方、禁煙へのアプローチのための禁煙外来も実践しております。
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循環器内科
虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞など)や不整脈、いろいろな基礎疾患による心不全などの心臓疾患の方
高血圧症や、大動脈瘤、静脈血栓症、心臓由来の動脈塞栓(脳塞栓症)、肺梗塞などの方
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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午前 | 羽毛田千那帆(信大) |
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渡辺德 |
西川堅(信大) |
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午後 | 渡辺德 |
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阿部秀年(協立) |
茅野千春 |
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各医師が専門性を持ちつつ、幅広く一般内科の診療に従事しています。
循環器内科では主に心臓と血管の病気を診療しています。たとえば、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)や心臓弁膜症、心不全、不整脈、手足や肺の血管の病気などです。このように、循環器領域には様々な病気がありますが、近年特に増加傾向にある疾患として虚血性心疾患が挙げられます。
「虚血性」とは心臓自身に血液という栄養が十分に行き渡らないという病気です。心臓自身に栄養を供給する血管を冠動脈と呼んでおり、これが狭くなることにより心臓自身への血流が不十分となり、胸痛などの症状を引き起こします。虚血性心疾患には「狭心症」と「心筋梗塞」があります。「狭心症」は冠動脈の血流が不十分ながらも、ある程度の供給が保たれており心臓の筋肉がまだ壊死に陥っていない段階です。これに対し「心筋梗塞」は、冠動脈の血流不足により心筋が壊死に陥った状態で、心臓がポンプとしての機能を果たせず、重篤な場合は心不全や死に至ることがあります。冠動脈が狭くなる現象は血管の内膜に血液中のコレステロールが蓄積されることが原因となっています。
従来、この冠動脈の狭窄の有無、さらにはその程度を評価する為に「心臓カテーテル検査」と呼ばれる冠動脈を造影する検査が必要でした。「カテーテル」とは細い管のことで、これを大腿部、肘部、手首などの末梢動脈から刺入し、心臓の冠動脈の入口に到達させます。カテーテルを通して数ccの造影剤を注入し、それが冠動脈内を流れる様子を調べる検査ですが、この検査のためには入院が必要でした。しかし、CT装置の技術進歩により、外来にてこの冠動脈の検査が可能となりました。当院ではこのCT装置による冠動脈の評価を積極的に行っています。特に、動脈硬化の危険因子を有する方や、狭心症を疑われているもののカテーテル検査に踏み切れない方、入院している時間が無い方などに冠動脈CTをお勧めします。
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消化器内科
ピロリ菌の除菌治療を
希望される方
C型やB型の肝炎患者さまで
治療を希望される方
胃内視鏡検査を希望される方
肝機能障害の方
胆石症や膵臓の病気の方
肝臓に腫瘍(肝臓癌や肝血管腫など)のある方
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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午前 | - |
福澤慎哉 |
山本香織 |
有馬功 |
山本香織 |
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午後 | - |
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福澤慎哉 |
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消化器病の専門的治療をおこなう部門です。消化管全般、肝臓、胆嚢、膵臓の疾患に対して、外来から入院まで一貫した治療をおこなっています。当院は日本消化器病学会認定施設です。
消化器内科で扱う領域はとても広いのですが、大きく分けますと管腔臓器と実質臓器に分けられます。管腔臓器(中が空洞の臓器)としては食道・胃・小腸・大腸で、実質臓器(中身がつまった臓器)は肝臓・膵臓・脾臓などです.胆道系(胆嚢や胆管)は管腔がありますが、肝内、膵内を通過することから実質臓器と同様に考えています。臓器も多いので扱う病気は多種にわたります。
管腔臓器では腫瘍と炎症が多く、腫瘍では食道癌、胃癌、胃腺腫、大腸癌、大腸腺腫などです。炎症では逆流性食道炎、慢性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎やクローン病)、感染性腸炎などです。管腔臓器の異常を調べるためには内視鏡やバリウムを使った消化管検査を行います。
一方、実質臓器の病気ではB型肝炎やC型肝炎などのウイルス肝炎、脂肪性肝炎、肝癌などの腫瘍性病変、急性膵炎、慢性膵炎、膵癌、胆嚢炎、胆石などです。診断には血液検査と腹部エコー、CT、MRIといった画像診断が多く使われます。現在はMRIによる診断がすすみ、膵臓の検査にはMRCP(MRIによる膵胆管像検査)を第一選択に行うことが多く、内視鏡によるERCP(逆行性膵胆管造影検査)は診断より治療(総胆管結石の除去や胆道癌や膵癌などの悪性胆道狭窄に対するステント挿入)に利用されることが多くなりました。
治療に関してはなるべく患者様の負担を軽減するために侵襲の少ない治療を心がけております。内視鏡治療が可能ならば極力内視鏡で治療を行い、患者様の肉体的、経済的負担を少なくしたいと考えています。
また、消化器分野では定期検査を希望して訪れる方も多くみられます。健康診断で要精査とされた項目に対して精密検査として胃カメラや大腸カメラ、腹部エコーやCT検査などを行います。検査につきましては検査の内容、必要性、安全性、リスクについて説明させていただきます。十分納得の上お受けいただくことをお勧めします。