概要
理学療法士、作業療法士および言語聴覚士が入院および外来患者さんへのリハビリテーションと、介護保険を利用した訪問リハビリテーションを実施しています。
主な業務
理学療法
- 運動器疾患の術前・術後リハビリテーションを幅広く実施しています。
人工股関節・人工膝関節全置換術、大腿骨近位部骨折、膝前十字靱帯再建術、脊椎術後、肩腱板断裂修復術、上腕骨骨折などの術後急性期から回復期にかけて、シームレスに実施。
- 心臓リハビリテーション指導士、心不全療養指導士、糖尿病療養指導士等の資格を持つスタッフが内部障害患者さんへの専門性の高いリハビリテーションを多職種協働のもと、実施しています。
- 専門外来
心臓リハビリテーション外来(毎週月、水、金)、スポーツリハビリテーション外来(毎週火)
作業療法
- 作業療法部門では、手の外傷やリウマチ性疾患に対する手のリハビリテーションを筆頭に緩和ケア・心不全・脊椎外科などといった15のセンターを縦横無尽に駆け巡っています。
- 一人一人の作業療法士が専門性を追求し、手外科疾患へのスプリント療法、リウマチ性疾患におけるハンドリハビリテーション・SARAHプログラム、作業活動などといった作業療法の専門技術を活用し、患者さんの主体性を最大限に引き出し、リハビリテーション治療にあたっています。
- また活動の場は、院内にとどまらず、学会への発表・参加、関連資格取得なども積極的におこなっております。(2018年~2022年 28演題)
言語聴覚療法
- 言語聴覚療法では嚥下障害、構音・音声障害、失語症、高次脳機能障害を主にリハビリテーションを行っています。
- 当院では特に摂食嚥下障害の患者さんが多く、嚥下機能訓練をはじめ食形態や姿勢調整など環境調整を行うことで安全に経口摂取が出来るように取り組んでいます。
- 当院の特色は、必要に応じて嚥下内視鏡検査や嚥下造影検査を行い他覚的に嚥下機能を評価することでより精度の高い訓練や環境調整を提供しています。また医師、言語聴覚士、摂食嚥下障害看護認定看護師、管理栄養士、薬剤師など多職種による摂食嚥下支援チームが活動しており多方面から患者さんの「食べる」を支援しています。
訪問リハビリテーション
- 当院訪問リハビリテーションの特色
- 医師の指示の元、理学療法士・作業療法士、(必要に応じて言語聴覚士)が要介護、要支援状態にある方の自宅を訪問し,リハビリテーション全般に関わる事柄に対して提供するサービスです。
- 利用者さん自身への寄り添う心を大切にし、利用者の症状、家屋構造、家庭内での介助力を考慮しながら、身体活動練習、日常生活練習など行い、快適な生活が送れるようにお手伝いします。
- 対象となる方
- 介護保険で要介護・要支援の認定を受けられた方
- 通院によるリハビリテーションを受ける事が困難な方
- 主治医が訪問リハビリテーションを必要と認めた方
- 退院後、退所後、自宅での生活に不安がある方
- 当院での訪問リハビリテーションの内容
整形外科疾患、内科疾患、リウマチ性疾患、難病、終末期など幅広い疾患を対象に、病院スタッフと連携を図り、退院直後から早期に対応しています。
- 身体機能に対するアプローチ
- 日常生活動作に対するアプローチ
- 住宅環境、福祉用具の調整
- 介護介助方法の伝達
- 心理面に対するアプローチ
- 緩和的リハビリテーション
- ホームプログラムの指導
- 営業日・時間
営業日:月曜日~金曜日
時間:9:00~18:00
定休日:土日、祝祭日および年末年始(12/30~1/3)
- 訪問リハビリテーションに関するお問い合わせ
TEL 0263-28-3070(訪問リハ 直通)
FAX 0263-28-3000
その他の部門