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連携医制度

連携医制度創設について

 地域包括ケアシステムを円滑に機能させてゆくには、医療・介護のシームレスな連携と同時に、日頃より地域住民の健康を管理されている診療所の先生方の“かかりつけ医”としての役割が重要であります。特に高齢者等では日常生活機能の低下がみられれば介護予防や介護、時には住環境への配慮も必要になります。丸の内病院は地域密着型医療を柱の一つに掲げ、地域においては急性期(急性期一般病棟)から回復期(地域包括ケア病棟)までの入院医療を担っております。院内にはさまざまな専門職や医療チーム(褥創、認知症ケア、骨粗鬆症リエゾン、糖尿病、緩和ケア、メディカルフィットネス等)が活動しており、また各種検査機器(320列CT,MRI,骨塩定量,3Dマンモグラフィー,神経伝導速度・筋電図等)も揃えています。先生方の日常診療において、入院が必要となった場合、各種検査が必要な場合、あるいは専門的な介入を要する場合には、当院の地域医療連携部を介して連絡をいただければ早急に対応をさせていただきます。
 先生方と日頃から身近な存在として、また迅速な対応ができるよう、丸の内病院連携医制度がございます。連携医制度にご登録いただいた先生方には当院より定期的に刊行物の配布や連携医の会(テーマを設けた勉強会)をご案内させていただき、連携関係の構築に努めております。地域医療をより円滑に進めるため、ぜひ連携医へのご登録をお願い申し上げます。

社会医療法人抱生会丸の内病院 院長

丸の内病院「連携医制度」の概要

制度の目的

丸の内病院と地域の医療機関とで、地域の患者さんに一貫性のある医療を提供するために、 相互が緊密な医療連携を図ることを目的として「連携医制度」を創設いたしました。
この制度は松本広域で行われております救急医療体制に対峙するものではございません (医師会による当番医輪番制は遵守致します)、 当院の専門としている下記の分野において連携を図ることで地域住民の皆様に貢献できるものと考えております。

診療科 専門分野 主たる担当医師
整形外科 上肢の外科・骨粗鬆症 中土 幸男
上肢の外科 百瀬 敏充 ・ 樋口祥平
下肢関節疾患(股、膝) 縄田 昌司・天正 恵治
前田 隆・小岩 海
スポーツ外来 縄田 昌司
脊椎疾患 堤本高宏・二木俊匡
母子医療センター 産婦人科
(妊娠分娩管理・更年期・婦人科疾患)
大平 哲史 ・ 北村 文明
林 晶子 ・ 田中 恭子
横井 由里子 ・ 北野 伶佳
植木 雅子
小児科
(新生児医療)
加藤 重人
内科 呼吸器疾患・糖尿病 五味 英一
消化器疾患 山本 香織 ・ 福澤 慎哉
有馬 功
循環器疾患 渡辺 德
総合診療内科 茅野 千春
リウマチ科 リウマチの診断・治療 山崎 秀
膠原病の診断・治療 高梨 哲生
外科 消化器外科・肛門外科 大山 繁和 ・ 五十嵐 淳
永野 秀樹
消化器外科・乳腺外科 佐藤 篤
小児外科 山本 知子
泌尿器科 泌尿器科 山口 建二
救急科
(救急総合診療)
救急科 清水 幹夫
在宅診療科 在宅診療科 北村 宏
緩和ケア内科 緩和ケア内科 栗崎 功己 ・ 佐藤篤 ・ 牧内明子
精神科(入院患者のみ)   武藤 隆
歯科・歯科口腔外科 歯科・歯科口腔外科 宮下 みどり

連携医の特典

  • 1.当院の各診療科の専門とする疾患について、連携医・当院のスタッフがひとつのチームとなって、患者さんにとってベストの医療環境を提供します(疾患別地域医療連携パスの作成・運用)。
  • 2.医療情報を共有し、連携医を通じ患者さんの要望に迅速に対応します。
  • 3.病院は連携医の紹介入院された患者様への訪問を支援します。
    (IC カードの配布、カルテ閲覧、白衣の用意、病棟案内ほか)
  • 4.退院後は原則として連携医中心の診療体制をお願いします。
  • 5.公開講座、カンファレンス、症例検討会へお招きいたします。
  • 6.「丸の内病院・連携医証」をお送りいたします。
  • 7.当院の図書室、会議室などの施設をご利用いただけます。
  • 8.当院のホームページに「連携医」として紹介させていただきます。
  • 9.定期的に連絡会議を開き、綿密な情報交換を行います。
    (全連携医を対象とした全体会議を年1回開催いたします)

連携医のお申し込み方法

お申し込み・お問い合わせ

地域医療連携室(直通)
電話 0263-28-3010
FAX 0263-28-3011
連携室受付時間
平日 9:00~17:00
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