2021.08.03
松本城の鳥
松本城は市内の中心に位置しますが、野鳥たちの楽園でもあります。
毎年春には全国的にカモの赤ちゃんが誕生して、各地でカモの赤ちゃんたちが親ガモを先頭にして巣から水辺に道路を横断する様子がテレビで流れますが、松本城でも北側にある松本神社から道路を横断してお堀まで子ガモの行進が見られます。
今年はその後が悲惨でした。
私は毎朝妻と松本城までをウオーキングしています。
行き交うウオーキング仲間から「今年は10羽孵った。お堀で泳いでいる。」と聞いたので、毎日、毎日見るのを楽しみにして探したのですが、親ガモは見ても、子ガモはついに一度も見ることはできませんでした。
カモの赤ちゃんはカラスなどに襲われることが多いそうで、今年はあっというまに全滅したようでした。
ところが、最近一羽だけ生き残っていることがわかりました。
自然というのはすばらしいものです。
お堀の中のハスの池に迷い込んだ1羽は、ハスの葉に隠れて過ごしているらしく、母カモはいないのですが、大きくなってきました。
その姿はなかなか見ることはできないのですが、たまに「ああいる。元気だ。頑張れ。」と思わせてくれて、こちらにも元気をくれます。
皆さんも元気でお過ごしください。
多田 剛
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