2021.09.22
アメリカの富裕層
サンフランシスコ滞在中に友人に連れられて、その人の友達の別荘に連れて行ってもらったことがあります。
森や湖があるところでした。今回この文章を出すにあたりnetで調べてみたら、Pine mountain lakeだったかもしれません。
自宅からモーターボートを引いて行き、湖で子や孫と避暑を楽しむのに同行させてもらいました。昼は散歩に出かけたり、ボート遊びをして、夜は庭でのDinnerでたっぷりとおしゃべりを楽しむ感じでした。
私がお世話になったアメリカの人たちはみんなこのようなsecond houseを持っていました。仕事は早めにリタイアして、冬はフロリダで過ごして、夏は北部の州で過ごす人もたくさんいました。
日本にもお金持ちは多くいます。街を歩くと広い宅地に立派な門構のお宅はたくさんありますし、ガレージには高そうな車があるお宅も多くあります。
東京の大邸宅にお住まいで、高級車に乗っていて、軽井沢に別荘がある。これくらいのお金持ちなら、私たちにも想像はできますよね。
しかし、アメリカにはその上がいっぱいいるのです。
私が連れて行ってもらった湖の近くには空港もありました。
ちょうど松本空港のように滑走路が1本の空港でした。
でも違うのは、旅客ターミナルはないのです。
その代わりに、空港の周りにはたくさんの別荘があって、その別荘の人々はアメリカ国内の各地から自家用機で飛んできて、滑走路に着陸すると、そのまま飛行機で道路を走って自宅まで行くのです。
別荘の前庭にはターンテーブルがあって飛行機の向きを変えて、格納庫に入れられるようになっていました。その飛行機も1家で1機じゃないんです。複数あって、ヘリコプターのあるお家もありました。
当時、どのようなことをすれば、また、どれだけの収入があれば、このような生活ができるのだろうかと思ったものですが、別世界のことで、想像すらできませんでした。
収入はいくら多くても苦しくはありませんが、そのために自身や家族の人生が台無しになっても困ります。身の回りにある幸せをしっかり噛み締めて、過ごしたいものです。
多田剛
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